旅の支度とノスタルジア
ninja250の良いところはたくさんある。
見た目だったり、楽なポジションだったり、低い燃費だったり、軽い車重だったり。
スポーツツアラーバイクとしては、かなり優秀なバイクだと思う(個人的に)。
しかし、そんなninja250でも弱点もある。
その一つが積載能力の無さだ。
今回は、その弱点を補うためTANAXのシートバッグを購入した。
TANAX motoFIZZ MFK-100
早速、使い勝手はどんなものなのか試すためにプチツーリングに行ってきた。
目的地は
村全体がなんか懐かしい感じのする場所。大正時代を再現したというより、そのまま残しておいた場所…らしい。
大正どころか昭和さえ知らない世代なので、「おおっ大正っぽい!」というよりかは「なんか懐かしい感じがして素敵だなぁ」ぐらいにしか思えないのが残念だけど、こういう古い町並みを残しておいてもらえるのは自分みたいな若輩者が過去を体感できる貴重な機会になるのでとてもありがたい。
ちなみにシートバッグを使用した感想は以下の通り。
①急に積載能力が向上しすぎて何を入れたらいいのか分からない。
500mlペットボトルは縦に入るし、カメラのレンズだけなら20個ぐらい入りそう。
今後のツーリングは長距離になるかもしれない。
②ドリンクホルダーが便利
くそ暑い7月半ばの気温では水分補給を絶やすことはできない。そんなときのためにこのバッグにはドリンクホルダーが搭載されている。
しかも2つドリンクホルダーが搭載されているので、スポーツドリンクとアイスコーヒーを交互に飲んだりすることも容易。僕のように飲み物に飽きやすい人にオススメできる。
③ninja250のスタイルを崩さない。
積載能力を向上させた結果、ninja250の「見た目」の良さが損なわれてしまうのではないかという懸念があったが、その心配はいらないようだ。もちろん何も乗せない方が見た目は一番良いと思うが、少なくともかっこ悪くはならなかった。
シートバッグの積載能力とその割には主張しない佇まいに感心し、満足したところでそういえば大正村近辺を探索していないことに気がついた。
調べたところどうやら村のすぐ近くに神社があるようなので、旅の安全祈願を兼ねて参拝することにした。
手を清めた後、さて参拝するかということで石段を登って行くと…
こ、これは…
難易度たけぇ…(特に唱え詞)
でも、これをやらずに参拝するのも気が引けるので誰もいない神社でブツブツ言いながら八の字を描いた。天照大御神様見てくださいましたか?
安全祈願をしたお陰なのか、いつもは結構混んでる帰り道がなぜがスムーズだった。
バッグも手に入れたことだし、次は一泊二日の長距離ツーリングかなぁ。