枕戈待旦
あまりにも猛暑の続く7月。
こんな息苦しい毎日を過ごすだけの平成最後の夏にしたくないと思い
昨年と同じく今年も北海道に行くことにしました。
しかし、北の大地に挑むにはあまりにもタイヤが劣化してきていたので
北海道に渡る前にタイヤ交換をしました。
タイヤ交換
タイヤは前後ともRX-02(Front 110 70-17 66H、Rear 140 70-17 54H)にしました。
選んだ理由は、性能が今履いているのに比べて高そうだったのと値段が安かったからです。
ちなみに”110 70-17 66H”の意味が最初全く分からなかったのですが、
110はタイヤの幅(mm)、
70はタイヤの扁平率(mm この数字が低いと平べったいタイヤ)、
17はリム径(インチ)、
66は荷重指数(66だと300kg分の負荷に耐えられるという意味)
Hは速度記号(Hだと210km/hまでの速度に耐えられるという意味)
だということが調べたら分かりました。
あ、俺のバイク17インチだったんだ…(初めて知った…。)
以下簡単にタイヤ交換の手順です(ほぼ自分用備忘録)。
0.バイクからタイヤを外す
メンテナンススタンドで前後のタイヤを浮かせて外していきます。
ninja250の場合はフロントは22mmと17mm、リアは24mmと17mmのレンチがあればホイールナットとアクスルシャフトが外せます。
1.タイヤの空気を抜く
空気を抜くための専用の工具があるみたいなのですが、持ってなかったのでエアゲージを中途半端に挿して空気を抜きました。(もしかしたらこの方法だとちゃんと空気抜けてないかもです…)
2.ビードを落とす
タイヤとホイールはビードというワイヤがゴムで被膜された部分が密着することによって固定されているらしい(←うまく説明できない)のですがそいつをビードブレイカーというカッコイイ名前の工具で外します。
3.タイヤを外す
タイヤレバーと己の腕力でタイヤを外します。
僕はタイヤレバー2個で外しましたが3個以上あった方が楽だと思います。
全然外れなくてなんども投げ出したくなりました。
でもあるときスッと外れます。不思議です。
4.タイヤをホイールにはめる
タイヤレバーと己の腕力で新しいタイヤをはめます。
気をつけるポイントはタイヤの向きとタイヤに付いている一番重いところの目印をバルブに合わせてはめるということです。
タイヤを完全にはめてからそのことに気付くとまた外してやり直しなので泣きたくなります(僕は泣きました)。
あとビードワックスという油をタイヤのビード部分とホイールに塗ってタイヤをはめやすくする必要があるのですが、この油は親の仇のように塗りたくった方が良いと思います。
固い石頭みたいなタイヤが素直にホイールにはまってくれます。
5.ビードを上げる
タイヤに空気を入れ、ビードを上げてタイヤとホイールを密着させます。
僕は車にタイヤを積んでガソリンスタンドで空気を入れてきました。
ビードが上がる時なかなか賑やかな音がするので、周りの人が見てきます。
終わったら軽く車に燃料を入れて帰ります。
6.バイクにタイヤを装着する
手順0でタイヤを外したときと逆の手順で装着します。
リアタイヤは装着するのが少し面倒でした。
ビード上げした直後のタイヤは空気圧がとんでもないことになっている場合があるので調整しておきます。これを忘れると多分滑って飛んでいきます。
以上でタイヤ交換は終わりです。お疲れ様でした。
これで安心して北海道を楽しめそうです。
impression
タイヤ交換した後、少し走ってみたのですが明らかに加速が良くなりました!
以前よりグリップが良くなったからでしょうか?
皮むきが終わったら今よりも性能が出てくると思うのでとても楽しみです!
ちなみに今回自分でタイヤを取り付けてみた感想は、
「お店でやってもらった方が楽だし、確実だなぁ」です。