馬には乗ってみよ 人には添うてみよ <急>
前回のつづき…
擬音ばっかりであんまり情報量のない試乗の感想記でしたが、
今回で試乗会の話はお終いです。
毎回はてなスターを付けて下さった皆様ありがとうございました。
試乗会最後に乗ったバイクは
自分としては最後に乗るにふさわしいバイクです。
ZX-10R
人によって好みはあると思うので
川崎重工の代表バイクと言えば「コレ!」って言うのがそれぞれあると思うのですが
僕はフルカウルバイクが大好きなので、僕の中で代表的バイクはこのZX-10Rになります。
高嶺の花というか憧れの存在のバイクだったので、
若干ビビリ気味で試乗の予約をしました。
自分の試乗の番になったときには
「俺に扱いきれるのかな…」とドキドキしながら乗車しました。
まず、またがった感じ特に不安はなかったですね。
若干シートがninja250より柔らかかったかも?
でもハンドルに手を置いたときに…
「うわ、きっつー」って言ってしまうくらいハンドルの位置が低かったです。
SSなので当たり前なのですが、SSに乗ったのは僕は今回が初めてだったので
あまりの姿勢のキツさにびっくりしました。
「この姿勢でずっと走り続けられるのか…?」
走り始めるまで不安で仕方ありませんでした。
でも、走り始めてしまえばそんな不安は払拭されました。
まず走行中、確かにアクセルを回すととてつもないパワーを感じるのですが
前傾ポジションによって体が後ろにぶっ飛んで行きそうな不安は全然感じられませんでした。身体がバイクの一部になった感じ。
どこまでも飛ばせそうです。
ZX-14Rはゆるい前傾姿勢なので、(僕が下手くそなのもありますが…)加速したときに若干怖く感じるところはあったのですが、それが全然ありませんでした。
前傾ポジションって風を避けるための姿勢なのだとばっかり思ってましたが、
不安なくスポーツ走行するための姿勢でもあったんだなぁと実感しました。
(素人感想なので実は全然違う理由があるのかもしれませんが…)
最初は前傾姿勢はキツイなぁと思っていましたが、
実は走っている間は加速Gと重力がうまくバランスしてそんなにキツイとは感じないし、停車中はハンドルから手を離して背筋を伸ばしてリラックスしていればそんなに疲れることはないかなぁと思いました。
まぁストップ&ゴーの多い街中だと他の車種に比べたら疲れるとは思いますが…
「前傾姿勢の話ばっかりじゃなくて、操作性とか性能はどうなんだよ!」
って思われる方もいるかもしれませんが、
えー正直言うと…街中の試乗コースでは全く分かりませんでした…w
「SSでも街中で不安なく使えるんだなぁ」とは思いましたが
ZX-10Rのココの性能がすごい!
って言うのは残念ながら感じられませんでした。
多分峠道とか、首都高C1とか走ったらめちゃくちゃ面白そうとは想像できたのですが
免許が何枚あっても足りないと思いますw
このバイクは週末国際サーキットで1分1秒を争う遊びをする
お金持ちジェントルマンが乗るべきバイクだと思いました。
やっぱり僕の憧れのバイクは高嶺の花でした。
試乗会を終えて
今回の試乗会はたくさん発見がありました。
当初はninja1000をいつか購入するときのための参考として試乗会に参加したはずが
ZX-14Rがあまりにも自分のツボにハマってしまい…
ninja250(2018)の完成度が高すぎてninja250(2014)と一緒に涙し…
ZX-10Rはやっぱり憧れの存在だったということに気付かされました。
メガスポーツが結構しっくりきたというのが今回の大きな収穫ですね。
というわけで…まるで狙ってたかのように発売されたアイツに試乗しないといけないみたいですね…
(そもそもコイツは試乗できるのか…??)